愛についての映画
今年は1〜4月まで沢山の映画を観ました。札幌の蔦屋でミニシアター系映画特集をしていたので全部観てやる!という勢いで月30本くらい観てました。朝から晩まで…
でも、ミニシアター系の昔の映画は90分くらいで終わるので見やすいのでずっと観ていられる。好きな監督の映画も増えてもっと映画が好きになりました。
愛については芸術作品で一番のテーマになることが多いですがそういう作品が好きです。
トリコロール/青の愛/白の愛/赤の愛
クシシュトフ・キェシロフスキ監督のトリコロール三部作
それぞれの作品が「自由(青)・平等(白)・博愛(赤)」を象徴していて、
「青の愛」=「(過去の)愛からの自由」
「白の愛」= 「愛の平等」
「赤の愛」= すべてを包む「 博愛」をテーマにしている。
愛についてをテーマにした作品になっていて、どれも別々の物語です。
色が象徴的なシーンが多く、青と白と赤がちゃんと使われていて色彩がキレイです。
あとなんといっても主人公の女優さんがとても美しい。 あまり救われない話で暗い印象がありますが、愛について考えたい時はこの映画をぜひ見てほしいです。
愛に関する短いフィルム
こちらもクシシュトフ・キェシロフスキ監督の映画ですが、とても衝撃を受けました。
少年がある女性の部屋をのぞき見してる話です。これもまたグサグサときました。
とても歪んだ愛だけど、一番真っ直ぐだったのは少年じゃないかと思いました。
愛・アマチュア
ハル・ハートリー監督の映画、主人公が倒れてるシーンから始まり記憶喪失で偶然入ったカフェにいたポルノ小説家の女性と出会い記憶をたどっていく物語です。
不思議な設定の登場人物が多いハル・ハートリー映画ですが、それがやみつきになります。
なんといってもハル・ハートリー映画は音楽が良い。マイブラにペイヴメントにヨ・ラ・テンゴなど使われていて最高でした。
海辺のポリーヌ
エリック・ロメール監督の映画です。
この夏にぴったりな映画じゃないかなと思います。夏、海、少女、恋!
男女のいざこざな恋愛物語のよくあるパターンかもしれないですが、これも愛についての映画だと思います。一途な男と遊ばれてるのは知ってるけどそれでもいい女。どっちが本当の愛なんでしょう。うーん。
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まだまだ愛についての映画はたっくさんあるけど、一番印象に残ったのがこの作品です。どれもフランス映画やミニシアター系の映画なので、アクション映画ばりばり好きな人には退屈かもしれないけれど、こういう映画もたまにはいいではないでしょうか〜。
この夏、愛について考えてみては?